【教育プログラム】ボーダースタディーズ・サマースクール2017 終了
グローバルCOEプログラム「境界研究の拠点形成」以来の蓄積を誇るUBRJのサマースクールが2017年度も北大サマーインスティチュートの枠組みで開催されました。本スクールは公共政策大学院とスラブ・ユーラシア研究センターのコラボで実施されており、UBRJのメンバーが中心となって学生の募集や講義などを運営しています。今年はNIHU北東アジア地域研究事業・北大拠点(NoA-SRC)との共催でもあり、北東アジア地域とボーダーに焦点をあてる講義も多く組み込まれました。
池直美、ディヴィッド・ウルフ、岩下明裕(以上、UBRJ / NoA-SRC)、堀江典生(富山大学 / NoA-SRC)、エドワード・ボイル(九州大学CAFS)、ヤロスラフ・ヤンチェク(SRC客員教授)らに加え、ABS(Association for Borderlands Studies)会長グアダルーペ・コレア-カブレラ(テキサス大学リオグランデバリー校)を始めとし、ウリセス・グラナドス・キロス(メキシコ自治工科大)、ソーレン・ウルバンスキー(ケンブリッジ大)から来日した国際色豊かな教授陣が講義しました。世界各国から延べ(公共とスラブ研の双方で)30名を越える学生や若手研究者の参加もあり、熱心な議論が続きまた。サマースクールにかかわった皆さま全員に心よりお礼申し上げます。(岩下明裕)