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【関連イベント】2017年4月1日(土)に早稲田大学でワークショップ「北東アジアにおける労働力移動:海外派遣労働者の事例」が開催されます。

(イベントは終了しました。詳細ページはこちらです。)

【関連イベント】「北東アジアにおける労働力移動:海外派遣労働者の事例」
―ロシア極東地域の北朝鮮派遣労働者に関するワークショップのお知らせ

北朝鮮からロシア極東地域に労務者が派遣されてから70年以上経ちました。

その後、中国、モンゴル、東欧諸国、中東、アフリカまで世界各地に労働者が派遣されてきたにもかかわらず、その実態については詳しく分かっていない状況です。こうした状況を踏まえ、2014年から実施されたロシア沿海地方、サハリンの現地調査を通して得た結果を報告し、専門家の意見を聞いて政策提言するためにワークショップを開催します。

国連の北朝鮮制裁の一環として北朝鮮労働者を帰国させる動きもありますが、建設労働者の80%以上が平壌出身であり、高学歴かつ身分もかなり高い人々が派遣されていることは、北朝鮮の資本主義的な活動や北朝鮮の内外の経済・社会の客観的な状況を反映していると見ています。

2030年までに海外派遣労働者の累積数は30万人に上るとの見方もあります。2014年から2016年までの現地調査の結果を報告する調査報告会を実施しますので、お知らせします。

今回のワークショップでは、4人の研究者にそれぞれの研究・調査の成果を報告していただきますが、各報告について特定のコメンテーターを設定せず、コメンテーターの皆さんには、すべての報告についてそれぞれの専門的見地や関心にもとづいてコメントや質問をしていただくという形式で進めさせていだきます。

日 時: 2017年4月1日(土)10:00 – 16:00
場 所: 早稲田大学大隈タワー502号室(26号館)    
〒169-8050 新宿区西早稲田1-6-1

【プログラム】

 

<受付>

9:30-10:00

<開会の辞>

10:00-10:10 
弦間正彦(早稲田大学地域・地域間研究機構 機構長)

<報告>

1部10:10-12:00 
司会:文京洙(立命館大学) 

10:10~10:40

邦一權(韓国・外国語大学)

「終戦後の極東地域の北朝鮮派遣労務者の現況と帰国・残留」

10:40~11:00

<コメント・質疑応答>

11:00~11:30

林禮埈(統一研究院)

「北朝鮮海外労働者実態に関する法的評価および課題」

11:30~11:50 

 <コメント・質疑応答>

11:50~13:00 

昼食・休憩

 

2部13:00-16:00 
司会:永野慎一郎(大東文化大学名誉教授)

13:00~13:30

李愛俐娥(早稲田大学)

「沿海地方における北朝鮮労働者の実態」

13:30~13:50

<コメント・質疑応答>

13:50~14:20

李昶昊(韓国・漢陽大学)

「サハリンの北朝鮮労働者の現状と生活」

14:20~14:40 

 <コメント・質疑応答>

14:40~14:50

休憩

<討論>

 

14:50~15:50

全体討論

コメンテーター

 

 磐村和哉 (共同通信 元平壌特派員・支局長)

小牧輝夫  (元国士舘大学教授)

李相信  (統一研究院)

石丸次郎  (アジアプレス)

李多恵   (ソウル大学雇用福祉法センター)

堀江典生 (富山大学)

共催: 韓国統一研究院、早稲田大学 地域・地域間研究機構、立命館大学国際地域研究所、ソウル大学雇用福祉法センター
使用言語: 日本語
*参加自由、事前連絡不要です。
連絡先: 李愛俐娥(Lee Aelia)
e-mail: fwht7478[at]nifty.com ([at]をアットマークに変更してください。)