北大総合博物館「国境観光」展示リニューアルのお知らせ(2018年7月23日~)
境界研究ユニット(UBRJ)は、北海道大学総合博物館(2階スラブ・ユーラシア研究センター境界研究ユニットのブース)にて行っている展示内容を大々的にリニューアルしました。
メインコンテンツは、稚内市在住の写真家(兼学芸員)斉藤マサヨシ氏による対馬と釜山の風景写真です。これは、2017年11月10日~14日に行われた「対馬釜山・国境観光ツアー」の催行中に撮影されました。ツアー中、抜けるような青空のお天気に恵まれ、お写真もたいへん色鮮やかで見入ってしまいます。対馬の石垣のグラデーションや、釜山の市場のサイケデリックな売り子さんと鮮魚の組み合わせなど、目を奪われることでしょう。
入って右側の壁には、富山、北海道、福岡、という、それぞれ日本の国境地帯を代表する地域を中心にしたユニークな地図を展示しました。新しい視点から見ることで、隣国との意外な近さに気づかされることでしょう。
岩下明裕・ユニットリーダーが監修した解説パネルは「現代のボーダーツーリズム」、「稚内・サハリン」をテーマとしています。
ミニ・コーナーでは、日露交流活動に尽力されてきた小林邦弘氏ご寄贈の絵画を継続して飾らせていただいております。
総合博物館は、月曜を除く毎日10時から17時まで(6~10月の金曜は21時まで)開館しております。ぜひお立ち寄りください。