【開催報告】Border Studies Summer School 2019 開催される
2019年6月24-25日の2日間、北海道大学が2016年に開講した「Hokkaido Summer Institute」の枠組みで「Border Studies Summer School 2019」が開催されました。本スクールは北大公共政策大学院とスラブ・ユーラシア研究センターとの共催で実施しており、NIHU基幹研究プロジェクト北東アジア地域研究推進事業・北大拠点(NoA-SRC)のメンバーが中心となって学生の募集や講義を行っております。今年で通算4回目となり、NoA-SRCとしては恐らく最後のサマースクールでもありました。
<講義の様子>
講座全体のテーマは「Prospects for the Future of Northeast Asia: from the Perspective of Area & Border Studies」であり、このテーマに沿って境界研究、地域構築、日本の国境、海の境界、文化人類学、国際関係、移民とジェンダー、国境観光の8つの講義が行われました。講師はメンバーの他、シンガポール、インド、フィンランドから各分野のエキスパートを招聘しました。聴講者はニュージーランド、韓国、中国、フィリピンなど多様な国・地域の大学院生20名の他、本学の学生も聴講に訪れ、2日間の延べ聴講者数は40名を超えました。NoA-SRCは引き続き、様々な取り組みのなかで北東アジア地域研究の若手育成に力を入れていきます。
<受講証授与の様子>
[文責:加藤]