【成果】ブックレット・ボーダーズNo.8 平井一臣編著『知られざる境界のしま・奄美』2021年11月刊行
ブックレット・ボーダーズNo.8 平井一臣編著『知られざる境界のしま・奄美』が2021年11月10日に刊行されます。
「エメラルドグリーン」「アマミノクロウサギ」「黒糖焼酎」「闘牛」「鶏飯」。魅力いっぱいの奄美群島。バラエティでディープな境界のしま・奄美。薩摩と琉球の狭間で揺れ続けてた奄美のいまを問う。(北海道大学出版会HP『本書の特徴より』)
【目次】
はしがき―国道五八号線物語(岩下明裕)
I 奄美に行こう(平井一臣)
II 「境界領域」としての奄美史(高梨修)
III 変動する境界―南西諸島の分断軸(コンペル・ラドミール)
IV 復帰後奄美のボーダーと社会(平井一臣)
あとがき(岩下明裕)
<コラム>
島嶼研究の場としての奄美諸島(河合渓)
闘牛と徳之島(桑原季雄)
キカイガシマと喜界島(永山修一)
「密貿易」と「密航」の境界(コンペル・ラドミール)
映画フィルム「ニライの海」との出逢い(久部良和子)
米軍基地の島、沖永良部(前利潔)
島を出た人びとの話(町泰樹)
奄美大島南部の浜をめぐって(熊華磊)
奄美で起きた『無我利道場』追放運動(杉原洋)